説明・問題点
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当サイトでは“コピーコントロールCD（CCCD）”を“CCAD”と記述しています CCAD＝コピーコントロールオーディオディスク（複製制御機能付音楽円盤）

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コピーコントロールCDは、健全な音楽の創造サイクルを破壊しています

東芝EMIの新型CCAD　セキュアCDには、CCCDロゴはついていないので要注意！！

CCAD（コピーコントロールCD・レーベルゲートCD）とは？

１ コピーコントロールCD って何？ パソコンでの汎用ソフトでの取り込み（リッピング）を防止する機能がついた 音楽CD規格（レッドブック）に準拠していない音楽ディスクのことです コピーコントロールCDには、下記のようなロゴがついている場合が多いです

コピーコントロールCDのロゴ RIAJが定めたCCCDロゴ （RIAJ＝社団法人日本レコード協会） IFPIが定めたCCCDロゴ （IFPI＝国際レコード産業連盟）

東芝EMIは、新型CCCDにCCCDのロゴをつけないという暴挙に出ています

２ レーベルゲートCD・レーベルゲートCD２ って何？ ソニーミュージックグループが使用しているコピーコントロールCDの一種です

３ なぜ、CCADを導入するの？ 違法な音楽ファイルの交換・共有や違法コピーを防止するため ただし、ほとんど防止効果がないようだが・・・

４ CCADはミニディスク（MD）にデジタル録音できるの？ 一部の輸入盤を除き、CDプレイヤーで再生できる場合は、デジタル録音できます

５ カセットテープにアナログ録音できるの？ CDプレイヤーで再生できる場合は、アナログ録音できます

６ 音は悪くなりませんか？ 初期のCCADは音楽データ部分にエラーを混入しているため、音が悪くなります

CCADの種類

方式 開発会社 方式 開発会社 Cactus Data Shield 100 （CDS-100） Macrovision （Midbar Tech） Cactus Data Shield 200 （CDS-200） Macrovision （Midbar Tech） Cactus Data Shield 200.0.4 （CDS-200.0.4） Macrovision （Midbar Tech） Cactus Data Shield 300 （CDS-300） Macrovision （Midbar Tech） SafeAudio Macrovision XCP First 4 Internet Key2Audio Sony DADC Alpha-Audio SETTEC

“Macrovision、コピーコントロール技術「CDS」のMidbarを買収”（AV Watch）

CCADの問題点

１ CDプレイヤーで再生できなくても返品を受け付けないこと 法律に違反する可能性があるようですが・・・

２ コピーコントロールCDという紛らわしい名前で呼んでいること 音楽CD規格外ディスクを“CD”と呼ぶのは、問題があると思います 日本レコード協会は問題ないといっていますが・・・

３ 初期のCCADにはエラーが大量に検出されること nero CD SPEEDのScan Discでの測定 ⇒ CDおよびCCADの品質検査 UM Doctor Pro.での測定結果 ⇒ “CD-R実験室”（コピーコントロールCD Part 1〜3 参照） エラー測定機器での測定 ⇒ “これって　AUDIO-CD　なの？” CDS-200.0.4（初期バージョン）　　LGCD（初期バージョン）

４ 再生が保証されていないので、自己責任で再生しなければならないこと 音楽CD規格外ディスクなので、音響機器メーカーは再生を保証していません （CCADが原因で故障した場合、保証期間中でも有料修理になる場合があります） 《 レコード会社が再生に不具合を生じる可能性があると認めている再生機器 》 ポータブルCDプレイヤー・MP3再生対応CDプレイヤー CD-R/RW再生対応CDプレーヤー・音楽用CD-R/RWレコーダー カーナビ、DVD、SACD、LD、ゲーム機などのコンパチプレーヤー CDS-200.0.4　　Key2Audio　　LGCD　　LGCD2

５ 音響機器に負荷がかかること 不正なTOCを無理に読むためにCDより負荷がかかります そのため、CCADを再生すると音響機器の寿命が縮まると思われます TOC（Table of Contents） ： 曲数や演奏時間などを記録している領域 CDS-200.0.4　　Key2Audio　　LGCD　　LGCD2

６ 最大収録可能時間がコンパクトディスクと比較して短くなること CD ： 約80分 、 CDS-200.0.4方式のCCAD ： 約74分 、 LGCD2 ： 約65分 なお、Key2AudioとLGCDの最大収録可能時間はわかっていません CDS-200.0.4　　Key2Audio　　LGCD　　LGCD2

７ 簡単にパソコンに取り込むことができること 半数程度のドライブで普通にパソコンに取り込むこと（リッピング）ができてしまいます ただし、ドライブによっては多少雑音が入る場合があります CDS-200.0.4　　Key2Audio　　LGCD　　LGCD2

８ 勝手にレジストリが書き換えられ、ソフトがインストールされてしまうこと 自動挿入をオフにすればインストールされることはありません “avex CCCD Player 完全アンインストーラ”（FacsyS）でアンインストールできます このソフトはavex以外のCDS-200.0.4方式のCCADにも使用できると思います インストール ： ソフトを追加すること 、 アンインストール ： ソフトを削除すること CDS-200.0.4

９ コンピュータを危険な状態にされてしまうこと 元に戻す方法は、OSをクリーンインストールする方法しかありません 全商品回収の対象となっています ⇒ XCP採用タイトル XCP（日本での採用されていません）

下記サイト以外は迂回リンクとなっております “CD-R実験室” 、 “これって　AUDIO-CD　なの？” 、 “FacsyS” 、 “AV Watch（impress）”

メインコンテンツ １．説明・問題点 ２．ハードメーカーの反応 ３．結論・補足 《おまけ》 採用されているタイトル CDおよびCCADの品質検査 CCAD関連のお問い合わせ先

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